真綿紬 正絹 しなやか 暖かい まわたつむぎ きものかいとり

素朴で味のある真綿紬のお着物を査定いたしました。

真綿紬は、真綿(まわた)から引き出した紬糸を使った織物のことをいいます。
「真綿」とは、一旦繭を蒸してフカフカの状態にした絹綿のことをいい、植物繊維の木綿綿(もめんわた)と混同されやすいのですが、素材は正絹です。

通常の紬が経糸のみに真綿の糸を使い、緯糸は普通に紡績した糸を使用して織られているのに対して、経糸・緯糸に使用して織られた紬地を「本真綿紬」といいます。
真綿紬は、指先で1本1本こよりの様に撚って糸にしたものを手織りした織物ですので、反物の証紙には『手織り本真綿紬』となっている場合が多く、その手作業には、3ヶ月~4ヶ月ほどかかることもあります。

手作業で撚られた糸を使用しているため独特の質感で、織りも機械を使用せず手織りのため節感の粗さと滑らかさが共存した魅力を感じることが出来ます。
軽くて、しなやか、それでいてシワになりにくくて、なにより暖かいのが特徴で、本真綿紬の生産地として有名な結城地方や十日町地方の寒地を凌いできた暖かさが何よりの証拠です。

●各紬の特徴
本場結城紬・・・器械を使わず、撚りをかけずに手で引き出した「真綿手紬糸」を経緯に用いる。
郡上紬・・・経糸には玉繭から引いた玉糸、緯糸には品質の高い春繭の真綿手つむぎ糸を用いる。
塩沢紬・・・経糸に生糸や玉糸を用い、緯糸に真綿の手つむぎ糸を用いる。
小千谷紬・・・経糸には玉糸または真綿の手つむぎ糸、緯糸に真綿の手つむぎ糸を用いる。
信州紬・・・経糸には生糸 (山繭糸を含む)・玉糸または真綿の手つむぎ糸、緯糸には玉糸または真綿の手つむぎ糸を用いる。
牛首紬・・・経糸には生糸・緯糸にはのべ引き (座繰り)で引いた玉糸を用いる。
黄八丈・・・経緯の糸に生糸を用いる。(例外的に玉糸や真綿つむぎ糸も用いる)
大島紬・・・経緯の糸に生糸を用いる。

買取り、引き取りさせていただいたお品は、大切に使ってくださる方へ繋ぎます。

【着物買取専門店 菊乃屋】
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2022-05-27 | Posted in お知らせ, その他紬, 大手呉服店, 法人の着物買取, 買取実績ブログComments Closed 

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