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読谷山の花織の名古屋帯を買取いたしました。

読谷山花織は植物染料を主に用いています。色糸で浮き出す幾何学模様は花のように美しく、図柄に立体感が生まれ、幾何学文様でありながら華やかで温かみあふれる仕上がりです。

沖縄の伝統工芸の1つで、伝産法(伝統的工芸品産業の振興に関する法律)に基づき経済産業大臣が指定した下記をすべて満たして初めて認められます。

  1. 日常生活で使用する工芸品であること
  2. 製造過程の主要部分は手工業的(高度な手作品)であること。
  3. 伝統的技術・技法によって製造されるものであること。(製造する技術または技法が100年以上の歴史を有し、今日まで継続していること)
  4. 伝統的に使用されてきた原材料を使用していること。
  5. 一定の地域で産地形成されていること。

約600年の歴史ある織ですが、一時には絶滅寸前にまでなり「幻の花織」とも言われました。

現在では沖縄県指定無形文化財、経済産業大臣指定伝統的工芸品となり、全国に知られるとともに、伝統を次代にも継承しています。

このような歴史ある花織は、もともとある魅力的な柄も相まって現在でも根強い愛好家の方、また着物好きの憧れの着物として高い格付けになっており、取引も高額です。高級着物ならではの存在感と感じながら、緊張感ある中で丁寧に取り扱いをし査定をさせて頂いております。

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