大島紬と一言にいいましても、織り方、染め方で様々な違いがございます。
例えば、手織りと機械織りの違い。またその中でもマルキといわれる織りの細かさ。
また経緯絣(たてよこかすり)、緯絣(よこかすり) の違い。
染め方ですと、泥大島、色大島、白大島がございます。
そのため過去高価なブランドイメージを作りあげた大島紬ではありますが、内容によって違いがあり、本当に価値ある大島紬は今も高級着物として買取価格にもたいへんな影響力がございます。
その価値を決めるひとつの判断基準となりますのが証紙です。
例えば大島紬の違いに詳しくない方でも証紙を見ることで、読み解くことが可能です。
下記に少し紹介をさせていただきます。
もしお手持ちで証紙をお持ちの方は、ぜひ比べてみてください。
ちなみに、今回買取させていただいた大島紬は
「機械織り、よこ絣、泥染め」(純手織之証とついていますが、下記の証紙のとおり、”織絣”の赤字入りの為)でした。