真綿紬を査定させて頂きました。


真綿紬の『真綿』とは 一旦繭を蒸して
フカフカの状態にした絹綿を『真綿』と言います。
※綿素材とは違い、正絹になります


指先で1本1本こよりの様に撚って糸にしたものを 手織りした織物ですので、
反物の証紙には『手織り本真綿紬』となっている場合が多いです。



『本真綿』とは通常の紬が経糸のみに真綿の糸を使い、
緯糸は普通に紡績した糸を使用して織られているのに対して
経糸・緯糸に使用して織られた紬地を『本真綿紬』と呼ばれています。


着物の生産には大変多くの時間と多くの方々が携わって
一反の着物地が織られていきます。


真綿紬は糸を撚るのも織るのも手作業で、
3ヶ月~4ヶ月ほどかかることもあります。

手作業で撚られた糸を使用しているため独特の質感で
織りも機械を使用せず手織りのため
節感の粗さと滑らかさが共存した魅力を感じることが出来ます。


軽くて、しなやか、それでいてシワになりにくくて、なにより暖かいです。


本真綿紬の生産地として有名な
結城地方や十日町地方の寒地を凌いできた暖かさが何よりの証拠であり、
最大の特徴といっても良いお品になります。





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