秀麗なる型染調の風情あふれて、スッキリと浮かび上がる南部芳松氏の小紋を査定いたしました。
南部芳松(なんぶよしまつ)氏は、南部芳松は明治から昭和にかけて活躍した型紙彫刻家です。
1955年(昭和30年)には重要無形文化財『伊勢型紙突彫(いせかたがみつきぼり)』の保持者として人間国宝になった人物です。
南部芳松は既に亡くなられており、残された型紙で今も新しい着物・帯はつくられていますが、
型紙も劣化によってその数が減っております。そのため、年々希少性が増していることが考えられます。
◆南部芳松 略歴
明治37年 10歳にて修行始める
昭和21年 伊勢型紙彫刻組合が結成され初代理事長となる
昭和30年 人間国宝(初代)に認定
昭和35年 紫綬褒賞受賞
昭和50年 皇太子(現天皇陛下)・皇太子妃殿下上覧
昭和51年 82年の生涯終わる
買取り、引き取りさせていただいたお品は、大切に使ってくださる方へ繋ぎます。
【着物買取専門店 菊乃屋】
営業時間 10:00~17:00
定休日 土日祝
電話番号 0120-961-882
女性スタッフのみでご対応させて頂いております