白地に鮮やかな花文様が施された紅型の小紋を査定いたしました。

紅型(びんがた)とは、もともと沖縄を代表する伝統的な染色技法の1つで、
色鮮やかな色調や独自の模様が非常に美しく、絵画のような立体的な模様は、いつの時代でも変わらない魅力を備えています。

紅型にはいくつかの種類があります。

「本紅型(琉球紅型)」
琉球紅型は単なる型染めではなく、より工程の複雑で、天然染料が使われています。
特徴としては、芭蕉や魚といった沖縄の自然や風物が取り入れられた色鮮やかな模様が出す独特なの雰囲気が魅力的です。

「京紅型」
京紅型は、友禅染の染料で染められることが多く、はんなりとした色合いのものが多いです。
基本的に紅型友禅は、型染めではあるものの、色注しは、時間と手間がかかる手ざしが用いられています。
代表的なものに「栗山紅型」があります。

「江戸紅型」
江戸紅型は、琉球の紅型を関東で好まれれやすいような渋好みにし、江戸独自の型染め技法で染めたもののことを言います。
琉球紅型との違いは、染め方と型紙の枚数です。
琉球紅型の場合は、糊を置くために型紙を用い染料を2度塗りし、色を定着させるために刷毛で刷り込みますが、江戸紅型の場合は、
糊を置くために型紙を用い、染めにも1色に1枚の型紙を用いるため、柄によっては数百枚の型紙を使って染めます。

買取り、引き取りさせていただいたお品は、大切に使ってくださる方へ繋ぎます。

【着物買取専門店 菊乃屋】
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